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でも、SIMカードの差し替え方によってはもう少し注意が必要なんだ。
SIMカードの種類と差し替えについて、詳しく紹介するね。
ワイモバイルで契約できるSIMカードの種類は「micro SIM」、「nano SIM」の2種類があります。
今持っているスマホに対してSIMカードのみ差し替えを行う場合は、スマホ端末が対応しているSIMカードを用意しなければいけません。
そこで、今回は僕が持っているワイモバイルのSIMカードを紹介しながら、SIMカードの種類と差し替えをする際の注意点などについて、詳しく紹介していきたいと思います。
目次
差し替え前にSIMカードのサイズ確認は必須
SIMカードの種類には、標準SIM、micro SIM、nano SIMの3種類があります。
種類の違いは、ただ単にサイズの違いです。
3種類のSIMカードはそれぞれサイズが違うので、スマホが対応しているSIMカードと違うものを選んだ場合は使えません。
そのため今持っているスマホへSIMカードを差し替えする場合、最初にスマホがどのSIMカードのサイズに対応しているかのチェックが必要です。
もしサイズが分からなければ、「スマホの機種名 SIMサイズ」とGoogleで検索してみましょう。
ワイモバイルではmicro SIMとnano SIMが契約可能
ワイモバイルでは、micro SIMとnano SIMが契約できます。
標準SIM対応のスマホは使えないので、ご注意ください。
最近のスマホで標準SIM対応となっているものは見かけないので、問題ないと思います。
ちなみにiPhoneの場合、iPhone 5以降のSIMカードは全てnano SIMになっています。
SIMカードにはさらに細かい分類がある
ワイモバイルで契約できるSIMカードはmircro SIM、nano SIMの2種類です。
この2種類のSIMカードは、契約状況によってさらに3種類に細かく分類されています。
nano SIMの場合は「n101」、「n111」、「n141」の3つ。
mirco SIMの場合は「m101」、「m111」の2つとなります。
後ろ3桁の番号が契約状況によって変わってきます。
そんなに種類あるの?
番号が違うだけあって、微妙に違いがあるから注意が必要だよ。
3種類のSIMカードは下記のようになっています。
n101(m101)
NFC対応のSIMカードがn101(m101)となります。
NFC対応のAndroidスマホを申し込んだ場合、もしくはSIMカード単体で契約した場合、このSIMカードとなります。
APN設定も公開されています。
ワイモバイルで動作が確認されているスマホ端末であれば、動作すると思われます。
NFCは無線通信の1つです。
NFCはおサイフケータイなどに使われている技術なのですが、NFCにはType A/B/Fの3種類があります。
おサイフケータイはFlica(Type F)の技術を使っています。
SIMカードに搭載されているのは「Type A/B」と呼ばれる別の規格となっています。
おサイフケータイを使えるかは、スマホがおサイフケータイ対応であるかどうかできまります。
おサイフケータイを使う場合は、SIMカードがNFC対応でなくても問題ありません。
n111(m111)
NFC非対応のSIMカードがn111(m111)となります。
Androidスマホ(NFC非対応スマホ)を契約した場合、このSIMカードとなります。
NFC非対応となっているAndroid One S4のSIMカードは、この種類でした。
こちらもワイモバイルで公開されているAPN設定を利用すれば、動作します。
n141
ワイモバイルiPhone専用のSIMカードです。
ワイモバイルで販売されているiPhoneを契約した場合、この種類のSIMカードとなります。
APN設定はn101(m101)/n111(m111)と違い、n141独自の設定となっています。
そのため、このSIMカードを別機種のスマホに挿しかえた場合、利用できなかったという話をよく聞きます。
SIMカード単体契約の場合はn101(m101)なので安心して使える
n101、m101ならAPN設定も公開されているから、問題なく動作するよ。
3種類もあるワイモバイルのSIMカードですが、SIMカードを単体契約した場合は必ずn101またはm101になります。
n101(m101)のAPN設定は公式ホームページにて公開されており、AndroidでもiPhoneでも問題なく利用することができます。
1つ注意が必要なのは「Androidスマホの場合は、スマホが電波を問題なく受信できるか確認が必要」であるということです。
スマホは電波をやり取りして電話やデータ通信を行っていますが、通信方式・バンド(周波数帯)が一致している電波のみ受け取ることができます。
iPhoneの場合、ワイモバイルの通信方式・バンドには問題なく対応しています。しかしAndroidスマホは機種によって対応していたり対応していなかったりするので注意が必要です。
この辺りの詳しい話は、以下の関連記事をご確認ください。
あともうひとつ、ドコモ・au・ソフトバンクで契約していたスマホをワイモバイルで使う場合には、SIMロック解除を忘れずに行ってください。もともとSIMフリーであれば問題ないです。
ワイモバイルスマホのSIMを別機種に差し替える場合は要注意
ただし、ワイモバイル公式サイトでは動作保証されていないので要注意だね。
n101(m101)、もしくはn111(m111)はAPN設定とiPhone用プロファイルが公開されているので、別の機種にSIMを差し替えしても問題なく利用できます。
しかし、n141を別のiPhoneに差し替えて使用する場合、n101/n111のプロファイルと別のプロファイル設定となっているらしく、そのままだと動作しません。
それでもn141用のプロファイルをインターネットから探し出してインスト―ルすれば利用できるようですが、突然使えなくなる危険性もあります。
ワイモバイルスマホのSIMを別機種に差し替える場合は、ワイモバイルショップで話を聞いてから行った方が安全です。
あと、SIMカード単体契約と同じように、通信方式とバンドの確認は必須です。
iOS11からのiPhone XまではAPN構成プロファイル無しでSIMカードを使えるようになりました。
キャリアアップデートという作業を行えば、APN設定も自動で参照してくれるのでn141も使えます。
iPhone XまでのiPhoneでのAPN設定は、「ワイモバイルスマホ初期設定方法」でも紹介されているので、興味がある方はご覧ください。
なおiPhone XS以降のiPhoneは、従来のとおり自分でAPN構成プロファイルをインストールする必要があるので、n141は従来通り専用プロファイルをインストールしないと使えません。
サイズを間違えた場合は有料で後から変更可能
3,000円(税抜き)を持ってワイモバイルショップへ行こう!
SIMカードのサイズを間違えた場合、後からサイズ変更をすることができます。
事務手数料3,300円(税込)が必要です。(あと、店頭事務手数料的なのが3,300円取られると思います。)
ただし、契約内容ごとに変更できるSIMカードの種類に制限がある場合があります。
例えば、契約済スマホのSIMカードを変更する場合、n111→n101に変更はできるようですが、n101→n141への変更などはできないようです。
SIMカードの種類変更をする場合に関しても、ワイモバイルショップで詳しく話を聞いてから変更した方がよいです。
端末とのセット契約でもキャンペーンでオトクに購入できる
「本当にSIMカードだけ契約して使えるか不安」
そんな方は、端末とのセット契約にしてもいいと思います。
ワイモバイルでは色々なキャンペーンが開催されています。
SIMカードだけでの契約が怖い方や、いろいろ考えるのが面倒くさいという方は、ぜひキャンペーンでの端末セット契約も考えてみてください。
まとめ
ワイモバイルではmiro SIM、nano SIMの2種類のSIMカードがあります。
スマホ端末とセットで契約する場合は気にする必要はありませんが、下記の2ケースではSIMカードの種類に十分気を付ける必要があります。
- SIMカードのみ契約する場合
- ワイモバイルスマホのSIMカードを別機種に差し替える場合
特に、ワイモバイルスマホのSIMカードを別機種に差し替える場合は注意が必要です。
上記の2ケースに当てはまる場合には、SIMカードの種類をしっかりと確認しましょう。