メリットとかデメリットを具体的に知りたい!
僕は今までにドコモ⇒楽天モバイル⇒ワイモバイルと乗り換えてきました。
3大キャリアとMVNO(格安SIM)を使ってきたので、それぞれにどういったメリット・デメリットがあるのかも感じてきました。
今回は、実際に僕が使っていたドコモ、楽天モバイルと比較して、ワイモバイルのメリット・デメリットを具体的に紹介していきたいと思います。
「リアルユーザーの本音を聞きたい!」
という方はぜひご覧ください。
ワイモバイルのメリット8つ
僕がワイモバイルを使っていて感じるメリットは8つあります。
何気にけっこう多いです。
その1:10分かけ放題が基本プランに付いている
一番いいと思うのは基本プランである「スマホベーシックプラン」に10分かけ放題が付いていることです。
もともとの基本プランについているので、MVNOのようにオプション加入をする必要がなく、月額料金が安く済みます。
10分のかけ放題は絶妙な時間で、5分だと少ないけど無制限のかけ放題にしたくないという人には最適です。
ちなみに基本プランに10分かけ放題を付けているのは、ワイモバイル以外の事業者では見たことがありません。
3大キャリアのかけ放題は5分、もしくは無制限しかない
3大キャリアの場合、かけ放題は5分もしくは無制限のプランしかありません。
5分かけ放題とかのプランにしても、だいたい月額6,000円くらいは必要になるので、正直高すぎると思います。
ワイモバイルはスマホベーシックプランSを契約すれば、1,980円からの月額料金となります。
MVNOの10分かけ放題はオプションの上にアプリ必要
MVNOでは10分かけ放題が用意されているところもありますが、月額で900円近くするオプション扱いになります。
しかも、かけ放題にするためにはアプリを使わなくてはいけないため、ちょっと面倒臭く感じました。
僕が楽天モバイルを使っていた時は自分発の通話を少なくしていたので、かけ放題オプションは加入しませんでした。
せっかくMVNOを使っていても、かけ放題に加入すると高くなるので、「ワイモバイルの方がいいじゃん」って思います。
その2:MVNOよりもデータ通信速度が安定している上に速い
楽天モバイルを使っていた時は速度が遅く感じるときも多く、結構イライラしました。
ワイモバイルはデータ通信速度が安定していて速いので、使っていてストレスを感じません。
ドコモを使っていたとき並みに速いと感じます。
その3:3大キャリア・MVNOよりもストレスが無い
僕は実際に乗り換えて感じたのは、ワイモバイルは3大キャリア・MVNOよりもストレスを感じないということです。
3大キャリアを使っている人で料金が安いと思っている人はいないと思います。(いないですよね?)
料金が高いと感じる3大キャリアユーザーが月額料金を安くするために思い浮かべるのは、MVNO(格安SIM)だと思います。
しかし、僕がMVNOの楽天モバイルを使っていた時は、通話に関してはだいぶストレスを感じていました。
かけ放題オプションはありましたが、加入すると料金は月額900円くらい高くなってしまうので、加入しませんでした。
通話料金は通話アプリで半額になるけど、できるだけ自分から電話をかけないように気を付けてました。
そのうえ、データ通信速度は昼や夕方などは遅いときが多いです。それ以外の時でも遅くなる時もあり、やはり速度が安定しないという感じでした。
ドコモ、楽天モバイルで感じていたストレスをまとめると、下記のような感じでした。
- ドコモでは料金にストレスを感じた
- 楽天モバイルは通話料金・データ通信速度にストレスを感じた
しかし、そういったストレスをワイモバイルには感じていません。
ドコモ、楽天モバイルと比較すると、下記のポイントがいいと感じてます。
- 最初から10分かけ放題が付いている
- 安定して速いデータ通信速度でインターネットを利用できる
- MVNO並みに安い料金で使える
ワイモバイルは安い料金なのに、ストレスを感じない絶妙なバランスでサービスを提供してくれていると思います。
その4:家族割引がある
ワイモバイルに乗り換える決め手の1つとなったのが、家族割引です。
家族で利用すると、2回線目以降は月額500円引きとなります。

期間の限定がなく、ずーっと500円引きなので、とてもお得です!
私は実家の家族と家族割引を組みましたが、家族みんなで安くするならワイモバイルです!
その5:3大キャリアよりもプランがシンプル
ワイモバイルはプランがとってもシンプルで分かりやすいです。用意されている基本プランは、スマホベーシックプランだけです。

ドコモを使っていた時に思いましたが、プランが複雑です。
「通話プラン」に「データ通信プラン」に「インターネット接続サービス」に「スマホ端末の料金」、、、みたいな感じでごちゃごちゃしてます。
ワイモバイルは「スマホベーシックプラン」と「端末料金」だけなので、シンプルで分かりやすいです。
その6:Yahooプレミアム会員費が無料になる
ワイモバイルには、月額462円(税抜き)のYahooプレミアム会員費が無料になる特典があります。
Yahooショッピングで付いてくるポイントが増えたり、お得なクーポンをゲットしたり、無料でマンガ・雑誌を読んだりできるのでお得です。
ヤフオクのためにYahooプレミアム会員になっている人は、462円が浮くのでもっとお得に感じると思います。
その7:店舗サポートがある
ワイモバイルは、日本全国にショップがあるので、いざというときに駆け込めます。
楽天モバイルなどのMVNOで不安に感じたのは、やはり店舗サポートがない点です。
なにか困ったときに店舗に持ち込めないのは、少し不安な点です。
ワイモバイルであれば僕の近所にもショップがあるので、いざという時にも安心です。
その8:キャリアのメールなので迷惑メール扱いされない
ワイモバイルのメールアドレスはキャリアのメールとして扱われるので、迷惑メール扱いされません。
基本的にLINEでのやり取りが多いのですが、たまに携帯メールで連絡をする場合があります。
このとき、Gmailなどのフリーアドレスを使うと、携帯メールの迷惑メールのフィルターにひっかかることが多いです。
楽天モバイルを使っていた時は相手に迷惑メールの除外設定をしてもらわなければいけなかったのですが、ワイモバイルになってからはそれが必要なくなりました。
迷惑メールフィルタ―はキャリアのメールは基本的に受信できるようになっています。
ワイモバイルもキャリアのメールアドレスとして扱われているので、除外設定してもらわなくても相手に届きます。
3大キャリアやMVNOと比較しても、メリットはけっこう大きいんだね。
ワイモバイルのデメリット3つ
ワイモバイルのデメリットは3つあります。
使い方によってはあまりデメリットに感じない場合も多いですが、どうしても気になるという方はワイモバイルを避けた方がいいと思います。
その1:3大キャリアに比べると端末の品揃えは悪い
基本的に最新の端末は置いてありません。
「最新のiPhoneを使いたい」というような方などには、ワイモバイルは向いていないと思います。
しかし、それなりに高いスペックのスマホ端末が用意されているので、最新であることにこだわりがないのであれば問題ないと思います。
また、SIMカードのみの契約をすることもできるので、2年経過した後にキャリアを使っていたスマホ端末をそのままワイモバイルで使いたいなどという人などにとっては乗り換えやすいです。
その2:3大キャリアと同じく2年縛りがある
楽天モバイルから乗り換えて厳しいと思うのは、ドコモと同じように2年縛りがあることです。
MVNOは基本的に1年くらいの縛りが設けられていますが、1年経過した後はいつ乗り換えても違約金がかかりません。
格安SIMとは言われていてもワイモバイルはキャリアなので、そこはMVNOと違う点です。
ただ2年縛りがあるといっても、料金は安いので2年経過後に考えればいいだけとも言えます。
その3:データ通信容量の繰り越しが無い
これは地味に痛い点なのですが、ワイモバイルはデータ通信容量の繰り越しがありません。
「今月使わなかった分、来月多めに使おう」ということができないのです。
いちおう、データ通信容量2倍オプションキャンペーンで、2年間無料で2倍のデータ通信を使うことはできますが、繰り越しはできないのでご注意ください。
容量を500MB追加する場合、500円の料金が必要です。
まとめ
ワイモバイルは、3大キャリアとMVNOの中間でサービスを提供している携帯会社だと思っています。
3大キャリアほど手厚くはないけどMVNOよりは手厚くし、スマホを使う上で十分満足できるサービスを提供する。けれど、料金は3大キャリアより安くMVNOより少し高い。
そんな携帯会社です。
私がMVNOの楽天モバイルを使っていた時は、サービスを削りすぎていて不満は大きかったですし、ドコモの時は「こんなにサービスしてくれなくていいから安くしてくれ!」と思ってました。
「3大キャリアほどサービスが過剰でなくていいから安くしたい」という方にこそ、ワイモバイルをおすすめしたいです。